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吉田調書で朝日新聞が捏造 ? [ニュース]







吉田調書で朝日新聞が捏造 ?

福島第一原発事故の吉田調書で、朝日新聞が報道した5月20日の記事が事実を歪曲捏造していると、8月18日の産経新聞が記事として報道。

もともと吉田昌朗所長の政府事故調査委員会の聴取に応じた報告書は、故吉田氏の意向により非公開を望んでいました。

理由としては次々と問題が起きる中、様々な事故の対応に追われ、また時を経て記憶があいまいになっており、事実と異なる部分などがあり得ること、また不確実性のある調書により事実と異なる部分が独り歩きをすることを懸念したためです。

そして今回の朝日新聞の報道により、その懸念が事実となってしまったことも本当のところではないでしょうか。

事情聴取については、今後の原発事故の対応に寄与するところとして、吉田所長も望んでいたことですが、あの日本全体を揺るがした地震により、福島第一原発は未曽有の事故に見舞われていました。

吉田所長は震災発生後、5日間も不眠不休の中、事故の対応に追われ、また事業所の所長として部下や関連企業の社員の身体生命を守るという重責まであったのです。

それゆえに自分の記憶に間違いや、思い込みなどの瑕疵の部分が発生する可能性があると認識していたわけです。

それでは朝日新聞が、一面のトップ記事として取り上げた『所長命令に違反 原発撤退』について、門田隆将氏の記事を読み解いてみました。

門田隆将氏は、事故後に吉田所長を初め、菅直人元首相や政府関係者の面々、原子力安全委員会や地元の町長、現場で共に戦った部下や協力会社の人たちからも実名でのインタビューを敢行し、のちに『死の淵を見た男―吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日』としてまとめられています。




門田隆将氏はジャーナリストとして、唯一吉田所長に長時間にわたってインタビューをしています。

吉田調書の中で、

『本当は私、2F(福島第二原発)に行けと言っていないんですよ。ここがまた伝言ゲームのあれのところで、行くとしたら2Fかという話をやっていて、退避をして、車を用意してという話をしたら、伝言した人間は、運転手に、福島第二に行けという指示をしたんです。(中略)

いま、2号機爆発があって、2号機が一番危ないわけですね。放射能というか、放射線量。免震重要棟はその近くですから、これから外れて、南側でも北側でも、線量が落ち着いているところで一回退避してくれとうつもりで言ったんですが、確かに考えてみれば、みんな全面マスクしているわけです。

それで何時間も退避していて、死んでしまうよねとなって、よく考えれば2Fに行った方がはるかに正しいと思ったわけです。いずれにしても2Fに行って、面を外してあれしたんだと思うんです。マスク外して』

という部分があるのですが、

朝日新聞は
『本当は私、2F(福島第二原発)に行けと言っていないんですよ。』の
この部分だけをとらえて、『命令違反、撤退、葬られた命令違反』と、ぶち上げたわけです。

所長の、この部分のあとに続くところを見ればわかる通り、命令違反とは書かれていないし、むしろ良かったそれが当然と吉田所長は言っています。

この退避とはどういう事だったのか?

震災発生後の原発事故により、福島原発の放射能は危険なレベルまで上がっており、原発内で一番安全な場所の免震重要棟に、総務などの事務職や関連企業の人間、約700人が退避していました。

事故発生後、食料や水もなく、トイレで流す水さえない中、700人もの人間が免震重要棟にいたわけです。
事務職の中には妊娠中の女性などもいて、直接事故の復旧の戦闘力とならない人たちが大勢いたわけです。
一番ひどかったのは、免震重要棟の中の空気の状態が悪くなっていたという事。

しかし、建屋外は危険なレベルまで放射能が上がり、避難しようにも避難できない状態でした。
吉田所長はこの状況の中、免震重要棟にいる人たちの避難方法を考え、また最後まで原発事故に対応して、自分と一緒に死んでくれる人間を考えていたといいます。

そして3月15日の朝に、また新たな事故が起きたのです。
大きな衝撃音とともに、2号機の圧力がゼロになるという最悪の事態が発生します。

吉田所長は、たとえ外の大気が汚染されていたとしても、この免震重要棟から出なければならないという重大な決意をしたわけです。

それが
『最小人数を残して退避』
という命令だったのです。

この命令には、できるだけたくさんの人の命を守るという決断とともに、自分と一緒に死んでくれる人間を残すという、死地に赴く決意があったわけです。

それを吉田調書の言葉尻だけをとらえて、命令違反とか撤退とかというセンセーショナルな記事を書き、現地で死ぬことも覚悟して残った人間を、全世界に卑怯者として喧伝しまくったわけです。
これは許されないことです、公器である報道機関としては最低の所業ですね。

朝日新聞は今までにも、似たような記事を書いてきていますが、その真意は何なのでしょうか。
報道機関はあくまで真実を報道する義務があるはずです。
イデオロギーなのか何なのか分かりませんが、読者を巧みに誘導するような記事を書くところに報道する権利など一切ないと思います。

本当に逃げたのだとすれば、わざわざ福島第二原発に行かなくても、家族のいる避難所に向かっていたのではないでしょうか?
また、一度福島第二原発に避難した所員は、その後福島第一原発に戻っています。

日本が滅びるかもしれないという大変な事故の中、吉田所長は最善の策を取ろうと頑張っていたのではないでしょうか?
現地の確認取材もせずに、安易に原発事故に携わった人たちを貶めるような記事を、なぜ朝日新聞は書いたのでしょうか?

みんなが知りたいのは事実です。
変に捻じ曲げられた記事を読みたいわけではありません。
新聞社としての大事な使命を忘れないでいて欲しいです。






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